WordPressの最大アップロードサイズを変更する方法

WordPress

2015.12.15

WordPressにアップロードできるファイルサイズの上限は、あらかじめ決められていて、ほとんどが2Mである。
この制限はサーバーの設定に依存していて、WordPressの管理画面からは変更できない。
レンタルサーバーを使用している場合、変更方法はサーバーによって異なるが、ほとんどが下のどちらかで対処できる。
1.「php.ini」の作成&設置
2.「.htaccess」の作成&設置
この最大アップロードサイズに関しては、よくある疑問点なので、ほとんどのレンタルサーバー屋が対処方法を掲示してくれているので一度検索してみるといい。
親切にもサーバーの管理メニューで変更できるようにしてくれているレンタルサーバー屋もある。
 

1.「php.ini」の作成&設置

「php.ini」とは、PHPの設定ファイルのこと。
WordPressはPHPで開発されているため、このファイルの設定を変更することで、ほとんどの場合解決する。
PCでメモ帳などのテキストエディタを開いて以下の設定を記述し、「php.ini」というファイル名で保存する。
作成した「php.ini」ファイルはサイトのホームディレクトリにアップする。

ファイルの最大サイズは、upload_max_filesize にバイト単位で設定します。
「memory_limit」が一番大きく、「upload_max_filesize」が一番小さい値にする必要がある。
upload_max_filesize <= post_max_size <= memory_limit
 

2.「.htaccess」の作成&設置

注意
「.htaccess」ファイルはサーバーの大幅な性能低下を招くおそれがあります。この対応の後に頻繁にアクセスエラーなどが起こる場合は、使用を中止してください。実際、Bizメール&ウェブサーバーではアクセスエラーが頻発するようになりました。
「php.ini」が編集できない場合、「.htaccess」ファイルでも対処できます。
「.htaccess」とは、サーバの設定ファイルのこと。

「.htaccess」などの(.)ドットで始まるファイルについて


このファイルは、WordPressをインストールした時に生成されて、重要な記述がされているので、必ずバックアップをとってから作業を始める。
元々記述されている内容は、絶対に消さないようにして、新たな内容は末尾に追記していく。

記述ルールは「php.ini」と同じ。
 

「このページは動作していません」というエラー

まれに、「.htaccess」書き換え後に、「このページは動作していません」というエラーが起きることがある。
そのときは、もともとあった記述を削除してしまってないか、きちんと末尾に追記しているかを再度確認してみる。
それでもダメなときは、変更前のファイルに戻す。
こうなってしまったときのためにもバックアップは重要なので、必ず取っておくこと。