テレビ会議がうまくいかない・つながらない原因とトラブル対策

トラブル対策

2020.04.15

ネットワーク環境

テレビ会議のトラブルで意外に多いのが回線トラブルではないでしょうか。
テレビ会議において、ネットワーク環境はとても重要です。回線が遅いと中継ができずに一向に会議が進みません。
最近もある仕事の打ち合わせでテレビ会議を行って、半分以上の時間を接続に費やしたあげく、最終的にテレビ会議をあきらめて、携帯電話をスピーカーに切り替えてテーブルの真中に置いて会議をやったということがありました。
当たり前ですが、インターネット回線は光回線が望ましいです。
あと、ネットワーク関連で意外に重要なのがルーターの性能です。
有線LANならまだしも、無線LANで行う場合は業務用の無線LANルーターが望ましいです。

チェックポイント
・インターネット回線:光回線を推奨
・ルーター:業務用ルーターを推奨
 

マイクスピーカー

マイクスピーカーのトラブルもテレビ会議で多いトラブルのひとつではないでしょうか。
・声が聞こえない(相手の声は聞こえるが、こちらの声が届いてないなど)
・ハウリング、エコー
ハウリングやエコーの原因は、「スピーカーから出た音をマイクで拾って、またスピーカーから出してマイクで拾って」というループで起こるので、マイクとスピーカーが分離していればそれらの距離を離せばよいのですが、マイクスピーカーはそうも行きません。
マイクスピーカーは、マイクとスピーカーが一体になっていますので、構造的にハウリングやエコーが起こりやすいのではないでしょうか。
ですから、安いからといって訳のわからないメーカーのものを買うと痛い目にあいます。
マイクスピーカーを買うならYAMAHA(ヤマハ)製がおすすめです。少し高いと感じるかもしれませんが信頼性は抜群です。
会議の規模によってさまざまな機種がありますので、用途に応じて選択してください。

チェックポイント
・マイクスピーカーの性能
おすすめはYAMAHA(ヤマハ)製
 

パソコンの性能

パソコンの性能に関しては、導入するテレビ会議のシステムによって推奨環境というものが提示されていると思いますので、具体的には書きません。
でも単純に考えると、映像+音声の入出力を行うわけですから動画を視聴するのがつらいパソコンではダメだということはわかりますね。
ネットワークを絡めて考えると、YouTubeの高画質動画を視聴しつつ、他のソフトでの作業も快適にできる程度のパソコンの性能は必要だと思います。